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竜潭池
自動装填装置:射手の選択指示に従って、装填手に代わり自動装填装置が砲弾を弾薬庫から受け取り、主砲へ自動的に装填する。人間の占有スペースが削減出来、人的損耗や給餌等の補給、人件費や教育訓練の負担等が軽く出来るが、故障リスク増大や人的冗長性の低下、戦闘時以外での保守整備と警備人員の減員が問題となるため、早計に機械化が有利とは決められない。一方で、装填速度も錬度の高い装填手であれば数発までは同等の速度が可能だが、荒地での走行間射撃や長い連続発射時には差が生まれる。1人の装填手が扱える一体化砲弾カートリッジは現用の120mm弾や125mm弾までが上限であるといわれており、これを越える140mmや152mmといった砲弾は発射薬が分離されるか、完全に自動装填装置によって扱われる必要がある。現代型の戦車では完全自動の装填装置でなくとも半自動で装填手の負担を軽減する装置が搭載される。被弾時の火災の延焼を避けるため、従来の油圧は避けて電動になる傾向がある[1]。
ペリスコープ:
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などから頭を出し直接視認するのが危険な戦闘中は、鏡を組み合わせたペリスコープから視認する。固定式のものを複数環状に配置し全方位を監視できる物や、それ自体が回転する物もある。更に最近では、車体各部のTVカメラの映像を処理して全周の外景を映し出す画像システムや、銃声から敵の位置を特定するシステムも開発されている。
近接防御兵器:各々の戦車が独力で歩兵を排除するために、砲塔などに車内から装填・発射できる擲弾筒を装備する例もある。一例として第二次世界大戦時のドイツ軍戦車の一部は“Sマイン”と呼ばれる対人地雷を射出することが出来た。これが車体上方で爆発すると大量の金属球を撒き散らし、付近の敵兵を殺傷する。また、近接防御兵器とは別に、かつては戦車の各部にピストルポートと呼ばれる、拳銃やサブマシンガンを撃つための穴が設けられることもあった(もちろん、撃つとき以外は閉められる形式が主流)。最近の車両では、市街戦対策としてRWS(Remote Weapon System)と呼ばれる遠隔操作式の銃座を備え、車内から安全に対人機銃などを操作できる様になっている物がある。またイスラエルのメルカバは砲塔に迫撃砲を装備しており、特に
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は車内からの装填が可能になった。
砲塔バスケット:砲塔下に吊り下げられた「かご」状の構造。これがあると、床(プラットフォーム)に装填手が立つことで砲塔の回転に煩わされることなく装填作業が可能になる。しかし戦車長や砲手は、砲塔に付いた座席に座っているので関係ない。T-34のように床下に砲弾が収納されている戦車や、自動装填装置を備えた戦車には付いていない。またT-64、T-72、T-80などはここに弾薬が環状に置かれており、やはり自動装填なので装填手が立つためのプラットフォームは無い。
OVM(車外装備品):予備の
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や牽引用のシャックル・ワイアー、ハンマー、ピッケル、シャベル、消火器、雨よけシート、テントなどを車体外部に付けていることが多い。整備・修理に用いるジャッキや履帯張度調節器、工具も重要である。第二次世界大戦時のドイツ戦車の砲塔後部にはゲペックカステン(Gepak Kasten)と呼ばれる用具箱がつけられており、中に工具などが入れられていた。ソ連/ロシア戦車では悪路脱出用の丸太と多用途の防水シートが標準装備されている。予備履帯は防御上の効果を狙って、車体前面や砲塔側面にびっしりと取り付けられる場合があった。
ウインカー:戦後の日本・ドイツ・イギリス・フランスなどの戦車には、一般道路走行用のウインカーが装備されている。
バイザー:ドイツ戦車では「クラッペ」と呼ばれる、外部を視察するための直接視認型の覗き窓。単なる小ハッチである物や、銃弾や弾片が飛び込まないように細く空いたスリットから覗く物や、そこに防弾ガラスをはめ込んだ物がある。構造上被弾に弱いため、第二次大戦中には多くが間接視認型のペリスコープへと移行し、現在では軽装甲車輌にのみ使われている。
床下脱出口:戦闘下、車上から脱出するのは極めて危険である。この為、車体底面に脱出口が設けられる場合があった。ただし、これには車体底面と地面との間に十分なクリアランスがあることが必要である。また、トーションバー・サスペンションを採用している車輌では床下に横棒が通る構造上、脱出口の設置位置に制限がある。近年の戦車では地雷に対する下部の装甲強化の為に持たないものが多い。イスラエルのメルカバ戦車では車体後部に乗降ハッチが設けられており、乗員の脱出や弾薬補給に有利である。
換気装置:戦車砲弾は発砲時に煙と一酸化炭素などの有毒ガスが発生し、排莢時に砲身から戦闘室内へこの発射ガスが逆流しないようエバキュエータ(排煙器)と呼ばれる空洞部が砲身に取り付けられている。また、戦車内の汚濁した大気を
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に車外に排気し、搭乗員の戦闘に支障が出ないようにするために換気装置が設けられている。第二次世界大戦までの戦車は単に換気扇で排気するだけであったが、冷戦下、核戦争下や化学戦下でも作戦を実行できるように、核物質や毒ガスを除去できる空気清浄装置を備えた換気装置を標準装備するようになる。
自動消火装置:戦闘室や
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室に取り付けられ、被弾時の延焼拡大を防ぐ。
補助燃料タンク:車内に置ける油槽には限界があり、車体側面・後部に補助燃料タンクが接続される物もある。これらは中身が引火点の高いディーゼル燃料であっても、榴弾の爆発の高温では着火し、装備位置によっては車体にかかり延焼して危険であるため、非常時や戦闘時のために車内から操作して投棄可能なものが多い。戦後のソ連製戦車の場合、フェンダー上などにも露出した固定式の燃料タンクが搭載された物が多いが、中東戦争ではこれらに着火してしまうケースが実際に多かった。また第二次大戦中に燃料補給の利便化のためにジェリカンが発明され、補助タンク代わりに車体外部に大量に搭載している例も見られた。
迷彩塗装:初期の戦車はその存在を誇示して敵兵に脅威を与えるのも大きな目的だったが、対戦車兵器の登場と共に隠密性が求められるようになり迷彩が施される様になった。現地の風土や植生に適合した色やパターンが求められるため、塗装が不適合だった場合は現地であり合わせの材料で応急的に迷彩が施される事もある。また冬期には石灰や水性塗料などを用いて一時的に白色迷彩が施される事が多い。近年は低強度紛争(LIC)の増加を受けて、市街地戦闘で有効な迷彩の研究が進められている。
潜水筒:74式戦車やレオパルド1、T-62など一部の戦車は、河川を潜水して渡るために、キューポラや吸排気口に装着する潜水筒が用意されているが、装脱着に時間がかかる事や浸水などのトラブルが多かった。すべての車輌に使用頻度の少ない渡河器材を装備することの非効率性もあり、現在では架橋車両を用いる事が多い。
T-72戦車の増加燃料タンクてすり:
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を作る余裕のなかった第二次世界大戦中のソ連の戦車・自走砲は、車体や砲塔に手すりを付けて跨乗歩兵(タンクデサント)を輸送した。彼らは当然無防備で、また戦車は戦場では最優先破壊目標なのであらゆる火器の十字砲火を受けるため死傷率が高く(訓練2週間・平均寿命4週間(!)と言われる)、実質懲罰部隊であった。しかし見た目は勇ましいので、戦後も東側のプロパガンダ映像によく登場した。これ以外にも戦車への乗降用に設置された手すりもあり、現地改造で追加されたものも見られる。
ツィメリット・コーティング:(ツィンメリットと表記される場合もある)第二次世界大戦において磁力吸着地雷を使用したドイツ軍は、同様の兵器への対策として一時期ツィメリット剤の塗付を行ったが、連合軍は磁力吸着地雷を
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せず、生産の手間や重量を増加させるだけだったので大戦末期には廃止された。重量軽減や剥離防止の為に独特のパターンが刻まれており、大戦後期のドイツ戦車の表面がギザギザして見えるのはこのためである。「セメントコーティング」ともいわれるが、実態は硫酸バリウムにおがくずや黄土顔料を混ぜたものである。なお、ツィメリット(またはツィンメリット)とはこの塗料(?)を開発した会社の名前である。
トラベリング・ロック:移動・輸送中に主砲身を固定して、振動による破損・故障を防ぐ為の支持架。一般に車体後部に位置しており、砲塔を後ろ向きにして固定する形式の車両が多い。
ヴェトロニクス(Vetronics):近年は戦車にも高度な電子機器が装備されるようになり、航空機のアビオニクスに倣ってVehicleとElectronicsの合成語でヴェトロニクスと呼称されている。主な物に、動力系制御機器や火器管制装置、GPSや敵味方識別装置、通信・情報共有システムや攻撃警戒システムなどがある。