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瀬長島
第二次世界大戦中、倉庫や工場の体重計は撤兵する際に爆弾を仕掛けられた。占領した兵士は同胞と体重を比べたくなり、罠にかかった。
第二次世界大戦中のワルシャワ・ゲットー蜂起時、ユダヤ人のゲリラは建物の地下室にブービートラップを設置し、ドイツ側に犠牲者を出した。一方ドイツ側はこれを教訓に、建物ごと砲撃や爆撃で破壊することを決めた。
硫黄島の戦いにおいて、本土防衛のために持久戦を強いられた日本軍守備隊は、米軍の兵力と戦意を消耗させるために自軍の遺留品などにトラップを仕掛けた。
ベトナム戦争時、死亡した米兵の死体の下に爆弾が敷かれ、米兵が死体を回収しようとすると爆発した。ベトナムでは他に、釘や竹槍・杭を使って殺傷する火薬を用いないトラップ(バンジー・スティーク。落とし穴)も多用され、一部には人糞等を塗付して黴菌による感染症を狙ったものもあった。
落とし穴(おとしあな)とは、罠の一種である。陥穽(かんせい)ともいう。穴を掘りそれを隠蔽することにより、穴の上を通ろうとする人や獣を落とそうとするもの。適当な大きさの穴を掘った後に残った土を取り除き、ある一定以上の重量がかかると、簡単に折れてしまうような木の枝を組合わせて穴の上に被せ、景色との違和感が無いように草や葉をその上にばら撒いて隠蔽するというものが基本である。狩猟や戦争、遊び、いたずらなどに用いられる。
縄文時代早期から晩期頃には獣や小動物を捕まえるために落とし穴(陥し穴)[1]がさかんに掘られていた。ひじょうに深く溝状に掘られたり、逆茂木を穴の底に立てたりして、獲物が動けないように工夫したものが多い。それぞれ、まとまって複数並んで列をなすことが多く、このことは集団でシカやイノシシを追い込んで穴に落とし、捕獲したことをあらわすものと考えられる。概して遺物をともなわないケースが多い。このような大がかりな狩猟、しかも待ち伏せ狩猟がおこなわれたことは、早期以降の縄文時代が本格的な定住生活のおこなわれた時代であったことを傍証している。これらの落とし穴は、考古学においてはTピット、すなわちtrapとしてのピットと呼ばれる。
戦場でのブービートラップとしても使用される。例えば、ベトナム戦争においては南ベトナム解放民族戦線がゲリラ戦法の一つとして行っていた。穴を掘った後に草葉などで覆うのは同様であるが、罠にかかったアメリカ兵を殺すべく穴底に木の枝や竹などの尖った部分を上にして備え付けてあった[2]。
食虫植物には、ウツボカズラやサラセニア等葉につぼや筒状の穴を作り、そこに虫が落ち込むのを消化するものがあり、そのような方法を落とし穴式と呼んでいる。虫を集めるように入り口に蜜がでたり、虫が落ちやすいように入り口に逆棘があったり滑りやすくなっていたりと人工のそれにも似た仕組みを持つ。
また、ラン科やウマノスズクサ科の花にはやはり落とし穴のような仕組みがある例がある。これはやって来た虫をとじ込め、脱出時に花粉媒介や受粉を行なわせるようになっているものである。
物理的な存在ではない「落とし穴」もある。例えば、ある者が別の者を陥れる策略の比喩として使われる。また、「陥穽」と言う時は特に、何かが致命的な欠点を持っていることや、あるいはその欠点から重大な問題が発生することの指摘が行われる場合が多い。
また、単に「盲点」という意味で使われることもある。
(例)中国語と日本語では全く同じ漢字を使っても意味が全然違う単語がある。これが中国語を学習するうえでひとつの「落とし穴」になっている。
古典的かつ伝統的な物では、一定の重量が信管にかかることによって作動し、爆発することで通過した人や物を殺傷・破壊することを目的としている。対人地雷には、前述の圧力式のほか、ワイヤでピンが抜かれることで爆発するもの(引張式)、遠隔操作で起爆させるもの、赤外線センサー等を使用するものがある。中には地雷探知機の発する磁気を感知して爆発するものまである。
設置方法はさまざまで、人が地面に設置する、地雷を撒くための車両やヘリコプターを使って一気に撒く、航空機を利用し、クラスター爆弾の中に入れて[1]広範囲に撒き散らすなどがよく使われる。
基本的に踏めば即起爆するものが一般的であるが、第二次世界大戦中にドイツ軍が使用したSマイン(ドイツ語読みではSミイネ)と呼ばれる対人地雷は、触覚状の信管を踏むと火薬の爆発により地中から高さ1mほど飛び上がり、そこで炸薬を起爆させ鉄球を飛び散らせることで踏んだ人物以外にも被害を与えうる。
対応する重量によって、対人地雷・対戦車地雷などに分類される。第2次大戦中の対戦車地雷の感知重量は90kgから200kgに設定されており、通常、人が踏んだくらいでは爆発しない。
地雷の戦略上欠点としては、一度
不用品回収
すればそこは安全地帯になってしまうということが挙げられる。一度爆発すればそこにはもう地雷はないし、爆発しなければそこにはそもそも地雷がない。そのため過去においては、捕虜に前を歩かせその後ろを行軍するといったことも行われた。また巨大なローラーのようなものを車両の前に取り付ける対地雷装備も開発されている。この欠点を補う為に複数回刺激が加わって爆発する地雷が造られた。これには隊列を組んで行軍している部隊に対してより多くの被害を与えられるという効果もある(先頭を歩いている者が踏んで爆発するよりも隊列の中間で爆発する方がより被害が大きい)。一方でこのような地雷は残留地雷の問題をより厄介にしている。
広範囲に地雷が埋設された場合、その地域は地雷原と呼ばれる。地雷原に対しては小型爆弾を大量にばらまき地雷ごと爆破させる日本の92式地雷原処理車のような対地雷兵器なども開発されている。(→地雷処理戦車)
適切に敷設し、適切に管理された地雷原は比較的低コストで防衛ラインを設定できるため、国境線や海岸線の長い国にとっては、効果的な防衛に適している。また、移動中の部隊が宿営地の周辺の要所に一時的に敷設して敵に備えることも行われる(この場合は宿営地の撤収時に全て回収、または処分される)。しかし不適切に敷設されたり、適切に管理されていない地雷原は敵だけでなく味方にとっても脅威となる。前線がいくつも独立しているような場合、内戦が長期化している場合など、地雷は敵・味方あるいは軍人・民間人を区別せず爆発する。そのため、地雷を敷設した場合は、記録した上でそのことを直ちに友軍へ連絡する必要があり、戦闘終結後には速やかに地雷を撤去することになっている。そのため、正規軍が敷設する地雷は敵対勢力の脅威になりこそすれ、民間人や友軍の脅威にはなり得ない場合が多い。
ベトナム戦争ではゲリラ戦が主だったこともあり
粗大ごみ
が流動的で、地雷設置に時間を割くことが難しかった。そのため、航空機などから散布する散布型地雷が開発された。しかし、個々の散布型地雷の設置場所は散布部隊自身にもわからず、またゲリラ戦ゆえ戦場も流動的であるため、友軍が散布した地雷が行軍上の障害になるという事態が発生した。
この問題を解決するために開発されたのがスマート地雷である。最初のスマート地雷は、アメリカが1978年に開発したFASCAM(Field Artillery Scatterable Mines、ファスカム)で、散布後一定時間が経過すると自爆する。タイマーによる自爆・無力化以外に、暗号化された無線送信に対して応答して所在を知らせ除去を容易にするものなど、さまざまな技術が開発されている。しかし、たとえば自爆型地雷が自爆失敗する確率が0.1%〜5%あるなど、完全ではない。
スマート地雷はあくまで軍事上の
整体師
から生まれた兵器であるが、結果として、地雷の非人道性を減ずることとなった。つまり、今叫ばれている地雷の人道的な面での問題のほぼ全ては、(コストは掛かるが)技術で解決が可能なものである。しかし、昨今問題とされているのはこうした機能を持たない旧式の地雷であり、地雷を敷設する際のセオリーを守ることのない非正規交戦組織によるものであり、発展途上国では現在でも依然として安価且つ大量に製造販売が行われている。
地雷は原則として(自分から飛んで行ったり)能動的に攻撃を行うものではない。その意味で、日本政府が標榜する「専守防衛」という戦術的観念には適合的である。しかし、陸上自衛隊は対人地雷禁止条約(後述)に従い、2003年2月までに処理訓練用のものを除く対人地雷を廃棄した。もっとも、遠隔操作のみで爆破可能な指向性散弾は条約の禁止する対人地雷に含まれないため、代用武器として使用している。
地雷による被害は人間が足を失ったり死亡したりする直接的な人的被害と、地雷が埋まっているかもしれない土地が不動産価値を失ってしまう経済被害に大別できる。 たった一個の地雷が埋まっているかもしれないというだけでその土地を活用することが出来なくなり、その土地を通行することはおろか、農地や宅地として使用することが出来なくなってしまう。 通行できない土地が多くなると流通にも支障をきたし、外国資本だけでなく国内投資もその場所を避けるので多大な経済損害を受ける。